私たちの領域エトナ山

ここでは、気候、岩の色、海岸の植物、収穫の香り、食べ物の味、人の性格、すべてが異なっています。
太陽が一面に降り注ぐ、この生きた土壌では、環境と健康を尊重した栽培技術およびエトナ山の斜面に位置する庭の気候条件により、私たちのシチリア島が寛大な自然から授かった果物の特色が増します。
海外での実験では、シチリア産農作物の色、香り、味は得られず、自然の寛大さを制覇しようとする無駄な試みに終わりました。



エトナ山は人類の守衛および資産であります。

2013年6月21日、エトナ火山は世界自然遺産(ユネスコ)に登録されました。

«すべての自然は偉大である。
それは心地よくも、
恐ろしくもある。
それはエトナ山と比較することはできるが、
エトナ山は何とにも比較することはできない。».

ドミニク・ヴィヴァン・ドゥノンは、1788年のシチリアに関する彼のエッセイで、こう書き綴っています。数多くの作家、ジャーナリスト、旅行家の中の一人は、エトナ火山の美しさと並外れた特徴を絶賛しています。
エトナ山はヨーロッパ最大、また世界でも大きな活火山の一つであり、その起源は570,000年前に遡ります。その場所は、北のアジア・ヨーロッパプレート、南のアフリカプレートの境界にある広大な地表の深い割れ目であったと考えられています。まさにこの2つのプレートの巨大な摩擦により、玄武岩質の溶岩の最初の海底噴火が起こり、最初の火山円錐丘が誕生しました。  この活動は、ラチェア島およびアチ・テレッツァ崖を生んだ玄武岩プリズムとともに、「サイクプロス・リヴィエラ(Cyclops Riviera)」の見事な露頭として残っています。
エトナ山は見事な活火山であり、その驚くべき噴火は、私たちの領域に活力、富、自然の美しさを与え、私たちの果物の栽培および特殊性に影響を与えています。
また、この土壌を耕す人も、この優れた火山の斜面で生きるために努力して関係を築き上げようとしています。彼らは、リズム、力強い自然の必要性を尊重し、常に流動的で、献身することで最高の果物を収穫することを知っています。


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